大麦若葉の栄養価と効果

ケールと並んで人気の青汁素材、大麦若葉ケールと違い、独特の苦みや臭みが少ないことで人気の青汁素材、大麦若葉。飲みやすさがウケて多くの青汁の主原料として使われるようになりました。ビタミンCが豊富で美容効果にも優れています。このページでは、大麦若葉に含まれる栄養素やその効果について紹介します。

大麦若葉ってどんな植物?

生命力の高さが栄養価の高さに。青々とした栄養豊富な若葉を使用

もともと大麦は、その穂だけを食用として栽培されてきた歴史があります。日本には200年以上前に伝来し、それ以来、長期にわたり日本人の食卓に上り続けました。

そして近年、大麦は穂だけではなく、若葉にも豊富な栄養素が含まれていることが分かり、現在のように青汁の原料になるに至りました。

大麦若葉のイメージ

もともと生命力の強い大麦。栽培の過程では、いわゆる「麦踏み」をします。新芽を、人の足で踏みつけてしまうのです。そうすることによって、さらに生命力の強い、栄養価の高い大麦が育ちます。
その育つ途中、栄養豊富な若葉の時点で摘み取って、これを青汁の原料としているのです。

大麦若葉の栄養価一覧

大麦若葉の栄養価グラフ
50代女性が一日に必要な摂取量を100%としています。栄養価が100%を超える場合は100%として表示しています。
栄養成分(可食部100gあたり)
食物繊維 4.11g
ビタミンE 1.19mg
ビタミンB1 0.064mg
ビタミンB2 0.147mg
ナイアシン 0.4mg
ビタミンB6 0.055mg
ビタミンC 140mg
カロテン 2528㎍
ビタミンK 370㎍
葉酸 40㎍
ナトリウム 31mg
カリウム 320mg
カルシウム 29mg
マグネシウム 16mg
リン 37mg
4.16mg

大麦若葉に含まれる主な栄養成分は?

大麦若葉には豊富な栄養素が含まれています。中でもとくに次の成分が多いとされています。

食物繊維

食物繊維が非常に多く含まれています。食物繊維は体内に消化吸収されることなく、腸で直接その役割を果たします。よく知られるように、腸を刺激してその働きを活性化し、便通を良くするといった効能があります。便秘解消にもつながるため、体全体の調子が良くなるだけでなく、お肌の調子をよくするスキンケア的な効能が確認されています。

鉄分

ケールには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維には、腸の働きを活性化して便通を良くする効果があるため、健康効果だけでなく美容効果も高いと言われています。ケールを絞った時に出る水分には水溶性食物繊維が含まれており、また、絞った残りカスには不溶性食物繊維が含まれています。ともに腸を活性化する作用があります。

SOD酵素

SOD酵素とは、体内の過剰な活性酸素を除去する働きをする成分。活性酸素が減ることによって、ガンや脳卒中などのあらゆる病気の予防、また、アンチエイジング効果などにつながると期待されています。

もともと活性酸素は体内に必要な成分です。体に侵入した毒素を外に追い出したり、不要な菌を殺したりするために必要な成分なのです。ところが、活性酸素が過剰になると正常な細胞にまで攻撃を加えてしまい、その結果、病気や老化へとつながってしまいます。
大麦若葉の力によって、活性酸素の除去が期待できます。

大麦若葉でとくに注目すべき成分は、ビタミンC!

大麦若葉に豊富に含まれる成分の中も、とくに注目したいのがビタミンC。抗酸化力が非常に強く、様々な病気の予防、そして美肌作りにも貢献すると言われています。

ビタミンCが持つ主な働きは以下の通りです。

免疫力を高める

よく、風邪をひいたときにはビタミンCを多く摂取するよう言われていますが、これは、ビタミンCに免疫力を高める効果があるからです。風邪とビタミンCの血中濃度との関係は、すでに確認されています。

体内に病原体が侵入した場合、まっさきに攻撃を加えるのは白血球。この白血球の働きを強力にサポートするのが、ビタミンCです。同時にビタミンCは、サポートするだけでなく、自らも病原菌へ攻撃を加えます。だからこそビタミンCは、免疫力を高める、と言われているのです。

美白・美肌効果

美容効果をもたらすとされる成分には様々ありますが、筆頭はビタミンCです。灯台下暗しではありませんが、あまりにもメジャーすぎる栄養素なので、つい見逃しがちですが、美白・美肌のためには、何はさておきまずビタミンCです。

体内に取り入れられたビタミンCは、コラーゲンの生成を助けます。コラーゲンはお肌の保湿やハリを保つ成分で、加齢とともに減少してくるため、ビタミンCを少しでも多く取り入れることは美肌に効果的。

また、メラニン生成を防止する働きもあることから、シミやソバカスができにくい美白肌を作る効果も期待されています。