明日葉の栄養価と効果

ケールや大麦若葉に並び、メジャーな青汁素材になってきた明日葉ひと昔前までは、青汁といえばケールでした。しかし、大麦若葉や明日葉といった青汁素材が年々増え、青汁商品がバリエーションに富んだものになってきています。生命力の強さから青汁素材としてメジャーとなってきた明日葉。このページでは、明日葉に含まれる栄養素やその効果について紹介します。

明日葉ってどんな植物?

名前の由来は“強い生命力”

「今日採っても明日には葉が生えてくる」という意味から、明日葉と言う名前が付けられました。日本では、三浦半島、房総半島などの温かい太平洋沿岸に多く自生する植物です。古くから食用とされており、味には独特の苦みがあります。

葉を摘んでも明日には生えてくるわけですから、その生命力の強さは言うまでもありません。かつては青汁の原料と言えばケールが主役でしたが、今では明日葉を主原料とした青汁も多く発売されています。

明日葉のイメージ

実際、グラムあたりの食物繊維の含有量は、ケールの実に1.5倍と高い栄養価を誇っています。そのためか、青汁をダイエットに利用する人は、明日葉が主原料のものを選ぶ傾向があります。

さらに具体的に明日葉の栄養価について見てみましょう。

明日葉

明日葉の栄養価グラフ
50代女性が一日に必要な摂取量を100%としています。栄養価が100%を超える場合は100%として表示しています。
栄養成分(可食部100gあたり)
食物繊維 5.6g
ビタミンE 2.6mg
ビタミンB1 0.1mg
ビタミンB2 0.24mg
ナイアシン 0.16mg
ビタミンB6 41mg
ビタミンC 00mg
カロテン 80mg
ビタミンK 500㎍
葉酸 100㎍
ナトリウム 60mg
カリウム 540mg
カルシウム 65mg
マグネシウム 26mg
リン 65mg
1mg

明日葉に含まれる主な栄養成分は?

豊富な栄養成分を含む明日葉。とくに明日葉には、地上植物では希少とされる成分を含んでいます。

ビタミンC

明日葉には、非常に多くのビタミンCが含まれています。
ビタミンCは、あらゆるビタミン類の中でも、もっともマルチな能力を持つ成分と言えるでしょう。特筆すべきは、その強い抗酸化作用。健康な細胞に攻撃を加えてくる活性酸素と戦い、除去する働きがあります。
また、コラーゲンの生成を促す効果が高いことでも知られており、多くのスキンケア商品に豊富なビタミンCが配合されています。

ビタミンB12

ビタミンB12は普通、動物性食品の中に含有される物質。地上の植物における同成分は、現在のところ明日葉からしか発見されていないと言われます。
ビタミンB12は非常に希少価値の高い成分で、俗称「造血ビタミン」とも呼ばれるように、血液の造成に関わっていることが知られています。ビタミンB12の欠乏は悪性貧血を招く可能性があります。
また、ビタミンCと同様に強い抗酸化作用があり、ガンの予防、老化防止などに効果があるとも言われています。

カルコン

こちらも、植物の中には通常見当たらない栄養素。現在もその効果は研究途上ですが、ポリフェノールの一種であることは確認されているため、抗酸化作用、抗菌作用など、様々な病気を予防することが期待されています。
明日葉の茎を切った時に出てくる、黄色い粘液の中に含まれています。

明日葉でとくに注目すべき成分は、βカロテン!

明日葉に含まれるβカロテンの量は、緑黄色野菜の王様と言われるケールよりも多いと言われています。
βカロテンの主な働きは以下の通りです。

抗酸化作用など

βカロテンは、それ自体、強い抗酸化作用を持ちます。がん予防、アンチエイジングなどに効果的です。

美肌効果

βカロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変化します。ビタミンAは、皮膚の新陳代謝を高める効果があることから、乾燥肌を中心とした肌トラブル全般の予防に役立ちます。乾燥肌のほかに、ニキビ肌の改善でよく知られています。